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| 〜令和２年を迎えて〜 （令和2年1月） |
| 新春の候、令和２年を迎えました。地域の皆さまや関係者各位におかれましては、日頃からご指導ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。 １８８５年、明治１８年創業の田中貴金属工業は、長い歴史を持つ金や銀の加工技術を活かして、今では携帯電話のバイブレーション機能など、約１００ヶ所もの超精密部品の貴金属加工にかかわっています。 「絶え間ない技術革新」や時代の変化を読みながら今もなお戦い続けています。 前産業においての今後の指標としてあげられる国連の「持続可能な開発目標」（ＳＤＧＳ）がありますが、１２月に経営調査がまとめられました。そこでは、環境や社会など「非財務」の成果を投資判断に加える動きが広がっていることがわかりました。 例えば、オムロンは常時手首に着けられている腕時計型の血圧計で手軽に専用アプリで解析でき、脳卒中や心筋梗塞などの減少に役立てようと新規事業の創出に取り組まれていたり、キリングループでは、認知症を社会課題として捉えて、グループ企業の小岩井乳業の協力を得て、カマンベールチーズのアルツハイマー病予防効果の発見や、ビールの苦味成分イソα酸に脳内の老廃物を減らす作用があることの発見で、新商品開発に取り組んでいます。 一方、介護保険制度もあきらかに次のステージにさしかかっています。 今後の見直しの柱として、�〇�業所に自立支援の取り組みを促す評価システムの強化、��現場の事務負担の大幅な軽減、��IOT機器の導入加速化、�げ奮愿�アプローチに基づく人員基準の見直し、�ナ欷嘘哀機璽咼垢料箸濆腓錣擦亡悗垢襯襦璽襪量棲硫重�があげられています。 さて、法人として２３年目にさしかかった今、今後の行動指針の柱としては�．好織奪佞寮賁膺Δ領呂鮹楼茲愆垳機↓∨漂劼盍泙瓩真靴靴っ楼茲鼎�りに貢献、��小地域での複合ケアの視点等を考えています。 「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」は、鴨長明が方丈記で詠んだ歌ですが、「流れ過ぎていく川の流れは途絶えることなく、それでいてもとの水ではない。」と解釈されています。まさに、未来に生きる応援メッセージだと読みとれます。 与えられる環境（制度）のみを待つだけでなく、法人としての未来を切り拓く努力を続けられる１年にしようと思います。 令和２年１月１日 理事長 山口浩志 |
