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〜向上する心得〜 (平成23年10月) |
秋晴れのすがすがしい毎日が続きます。スタッフの皆様、日頃の業務に関して本当にご苦労さまです。 プロ野球は、パ・リーグではソフトバンクがリーグ優勝し、2連覇を果たしました。一方セ・リーグは、首位のヤクルトを中日が追い上げており最後まで目が離せません。いずれにしても、どの球団も年間を通して全力でリーグ優勝に向けて戦ってきたことには変わりないでしょう。 ただし、どの球団も、昨今ファン離れが止まらず、危機感を抱いているようです。そのため、シーズンオフでも様々なイベントを仕掛けてファンサービスに努めたりもしています。 私たちの看護・介護の世界でも、スポーツ選手とは全く業界は違っても、どこか共通するテーマがあるように感じます。すなわち、プロフェッショナルな立場である以上は、常に個人として、組織として向上していくことが求められます。 歴史小説家の童門冬二さんが、ある雑誌のエッセイでこんなコメントをされております。 「何のために自己を向上させるかといえば、『他人をよろこばせるため』である。他人をよろこばせるためには、他人によろこんでもらえる働きを確立しなければならない。」 と言われています。また、「働く」とは「傍(はた)を楽にする」ことです。 自分のために思って働くことは間違いではありませんが、誰かのために、誰かを楽にするために、誰かをよろこばせるために働くところに、「向上」や「確立」がみえてくるのかもしれません。 今、どりーまぁサービスは新規事業を目前に、全員参加型野球の精神で様々な取り組みをしておりますが、仲間同士互いに刺激しあって、「向上」と「確立」を実現していけるよう、今一度「働く」ことの意義を確かめ合いましょう。 平成23年10月1日 理事長 山口 浩志 |