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〜衆人愛敬のサービスを心がける〜 (平成29年6月) |
さわやかな初夏の季節となりました。地域の皆さま及び関係者の皆様方には、日頃からご支援頂きまして心から感謝申し上げます。 4月に南末広にオープンしたイオンモールですが、事前に心配されていた交通渋滞も今のところは大きな影響はないようです。今後の徳島経済の起爆剤としての期待がかかっています。 6月といえば、ジューンブライドの月で、この月に結婚する花嫁は幸せになれると言い伝えられております。しかし、今年の6月はいろいろな変化のある月でもあります。 まず、郵便料金が値上げされます。具体的には、はがきが52円から62円になり、更にゆうメールや定期外郵便も値上げされるようです。更には、電気やガス料金の値上げもあるようです。 これらには、人口減少や少子高齢化社会の影響もあるかもしれませんが、第4次産業革命ともいわれています。明らかに今後も産業構造の変化は進んでいくと考えられます。 そういう点では、女性の活躍、仕事と育児の両立支援、シニアの活躍、更には、柔軟な働き方などへの実行計画が求められてきます。 在宅において最近とりあげられた中で、要介護1から要介護3の中で、3人に1人が低栄養状態の可能性があるとする結果を、日清オイリオグループが発表されました。 入れ歯の汚れや、飲み込みが確認できていなかったりで、食べるための援助のあり方に課題が残されています。 世阿弥の風姿花伝に、「いかなる上手なりとも衆人愛敬、欠けたる所あらんをば、寿福増長の為手(して)とは申しがたし」とあります。 どんな上手な役者でも、幅広い層に愛されてこそ本物だという意味です。 私たちのサービスを通じて、ご利用者の暮らしがどういうふうに楽になったり、便利になったりしているかを考えられるようにならなければ良質なサービスとは言い難いということを教えられる言葉です。 そういった心構えで、これからも様々なケアマネジメントに臨みたいと思います。 平成29年6月1日 理事長 山口 浩志 |