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| 〜どりーまぁ版「働き方改革」を考える〜 （平成29年11月） |
| 立冬の月、野山の風景や家々の中に冬めいた感じの漂う季節となりました。地域の皆さま及び関係者の皆さま方には、日頃からご支援いただきまして心から感謝申し上げます。 経営コンサルタントの佐々木常夫氏は、東レ社長時代に「仕事の進め方１０カ条」を考案し、指導にあたっていたそうです。 すなわち、�〇纏�は最短コースを選ぶ、��計画は次のレベルにつなげる、�７覯未鯢床繊↓ぅ轡鵐廛觴腟繊↓ヅ按譴靴神依�整頓、�νダ莉膂未鮟鼎鵑犬襦↓Ь絨娘圓了訶世隼詭遒魍悗屐↓┝�己主張を変える勇気と謙虚さ、��積極的な自己研鑽、��自分を大切にし人を大切にする、等です。 農業国家である日本で、古くから神々に五穀豊穣を祝う行事を、新暦１１月の2回目の卯の日に行ったことが始まりで、１１月２３日を勤労感謝の日と1874年に定められました。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを意味しています。 今、働き方改革が進められ、ワークライフバランス（仕事と生活との調和）や生涯現役などのあり方が問われていますが、先人からの教えを礎にして考えていくことが大切だと思います。 総務省の発表によりますと、９０歳以上人口が初めて２００万人を突破したそうですが、同時に働く高齢者は、前年比３８万人増の、７７０万人と、過去最高を記録しています。 一方ご存じのように、社会保障制度の見直しが急務となっており、例えば、支払能力に応じて高齢者にも負担を求める「大負担増時代」を迎えようとしています。 来年度より市町村が実施する、日常生活支援総合事業のひとつに、介護事業者やＮＰＯなどにより、病院やスーパーなどへ車で送迎できる新たな施策を厚労省と国交省が共管で検討されていたり、身寄りがなく、保証人もいない高齢者の支援に、空き家を活用できるように検討されようとしていたりで、まさに時代のニーズに対応できる仕組みづくりが始まろうとしているようです。 このような、変化の激しい時代を生き抜くためにも、日々の成否に一喜一憂することなく、失敗をしても冷静なる判断で分析しながら、長期スパンで、新たなる道を拓き、どりーまぁ版「働き方改革」を築いていきたいと思います。 平成29年11月1日 理事長 山口浩志 |
