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〜2017年 新たなる時代の幕開け〜 (平成29年1月) |
新年明けましておめでとうございます。 2017年の幕開けです。今年もスタッフたちと共に一生懸命がんばって歩んでいきたいと思います。 さて、今年は干支でいうと“丁酉”(ひのととり)です。酉の縁起は「人に時を報(しら)せる動物」です。また、「とり」は「とりこむ」と言われ、商売には縁起の良い干支です。そして「丁酉」は、「革命の年だが、慎重を要する」年とも言われています。 60年前の丁酉である1957年は、神武景気と岩戸景気のちょうど間の時期で、経済的に微妙な時期でした。 茨木県東海村の原子力研究所で初めて「臨界」に達したり、日産がスポーツカーを発売、またそごうが有楽町に進出したのがこの年でした。しかし、原子力は東日本震災以降、原子力ゼロが叫ばれていたり、日産は一度倒産、有楽町のそごがは今はビッグカメラになり、様変わりしています。 ただし、決してすぐにダメになったのではなく、ひとつの時代を築く一歩の年であったといえるでしょう。 昨年末に、政府が2017年予算案の発表がありました。スローガンは、「成長を維持しつつ、財政再建を進める」です。 その中には「1億総活躍社会の実現」がありますが、配偶者年収上限を103万円から150万円に引き上げられたり、中小向け減税策(賃上げ促進)などがうたわれています。 しかし、70歳以上の中所得者層の医療費負担増や、介護分野では大企業や公務員の現役世代の保険料があがることになるようです。世代間で痛みを分かち合うことが余儀なくされる予算設計といえるでしょう。 “どりーまぁ”では、2017年〜2021年アクションプランの設計にかかっています。コンセプトは「既存事業の維持強化と新マーケットへの着手」です。 江戸中期、幕府への領地返上を迫られていた米澤藩の危機を、見事に乗り切ったリーダー、上杉鷹山は「改革を進めるためには、人づくりが第一である。人づくりを無視した改革は成功しない。」という信念で進めたそうです。 NPOの使命、専門職としての志、地域からの期待、スタッフへの想いを魂として注ぎ込み計画を仕上げていきます。 今年も1年、地域の皆様方及び関係者各位の皆様方と共にひとつひとつを確認しあいながら歩んでいきたいと思いますので、ご指導ご協力を賜りますようよろしくお願いします。 平成29年1月1日 |