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| 〜「看護の基本」から経営姿勢を学ぶ〜 （令和5年5月） |
| 青葉繁る好季節を迎えてます。地域の皆様及び関係者各位におかれましては、日頃からのご協力ご支援に対して心から感謝申し上げます。 国産で初めてカレー粉を開発したエスビー食品は、今年で創業１００年を迎えますが、「赤缶カレーパウダールウ」や「カレー粉スティック」等、今もなお世界に向けて新たなカレーを発信し続けているようです。創業者の山崎峰次郎氏からの理念「美味求真」を受け継がれ、今もなお品質向上への努力と、創意工夫、探求心を惜しまずに邁進されています。 本年を迎えて２６年目となるどりーまぁサービスですが、この度どりーまぁサービス経営計画「ノーマライゼーションプランＶｉｓｉｏｎ２０２７〜笑顔の花を咲かせよう〜」を作成しました。主な柱として、�｜楼莪緡轍雜醢�携の強化、�▲妊献織覯�革、�７弍調霹廚琉堕蟆宗↓ぬね茲妨�けた在宅システムの創造、を掲げました。また行動指針として、�―嗣瓜臆歎臣賃里箸靴討亮汰�を通したニーズ対応型福祉サービスの展開、��地域住民の健康増進に貢献、��サービス運営の多角化、�ぅ機璽咼抗�発及び人材育成の４つの視点を基本といたします。 １９９６年１月１７日に起こった阪神淡路大震災で、命の尊さを思い知らされ、悲嘆の日々を送っていた矢先の１９９７年にヴァージニア・ヘンダーソンが亡くなられましたが、その頃に読んだ「看護の基本となるもの」は、実践の珠玉の言葉の数々でした。そこに感銘を受け、ＮＰＯ立ち上げの背中を押された頃を思いださせてくれます。ヘンダーソンは、「看護過程」「情報の収集」「環境の整備」を重視しています。特に、情報の収集については、観察の重要性でした。つまり、自分の身体のツールを使って、「観る」「聞く」「嗅ぐ」を大切にされています。逆に、不正確な観察の要因として、「見落とし」「忘れる」「先入観」を挙げています。 この度の経営計画では、５か年で法人としてどんな山に登ろうとしているのか、チームをどう育成し、個人としてどう育ってもらいたいかの道すじを考えたロードマップとなります。 どんな組織においても変化に対する抵抗は必ずありますが、現実と向き合ってひとり一人の意識の変革をけん引していかねばなりません。そうした積み重ねによってスキルが磨かれ、現場での立ち居振る舞いや気遣い、行動の中からモラルが保てられると思います。ヘンダーソンの教えの中にもある、５感を研ぎ澄ましながら経営に活かしていきたいと思います。 令和５年５月１日 理事長 山口浩志 |
